お買取をした書籍はまず埃や汚れなどを取り、書込や押印などの状態をチェックしたのち、値付けをしています。清掃と値付けは大体ふた手に分かれて行いますが、お買取やお問い合わせが立て込みパワーバランスが崩れると、あっという間に値付けを待つ本の行列ができてしまいます。今日は完璧だっ!と片付けて帰っても、休み明けにはまた本の山…。昔読んだジプシーのむかし話を思い出します。魔女に仕えることになったジプシーの少年は、部屋の中の砂の山を小さな匙で別の部屋に運ぶという仕事を申し付けられ、一所懸命に一匙一匙運び、ようやく少しだけ減ったように見えたのですが、奇妙な生物が出てきて砂の山はむしろ元よりも増えてしまって、様子を見に来た魔女を激昂させてしまいます。 (フィツォフスキ『太陽の木の枝』より)とは言え、値付けに困らないくらい(?)本をお譲りいただいているのですから、とてもありがたいことです。朝はまずとにかくたくさん本を机の上に乗せて、昼までにこれを片付けるぞと自分にプレッシャーを与えて始めます!値付けが捗る、平和な一日になりますように…金座街店